
おいしさを
いっしょに。
弊社は、高知発祥の郷土菓子「芋けんぴ」を製造している菓子メーカーとして、お取引先は全国の大手スーパー、コンビニエンスストアに卸売販売しております。1996年からは直営ブランド「芋屋金次郎」の展開も開始し、高知の他にも東京、大阪、福岡、愛媛、香川に店舗営業中。また、さつま芋は鹿児島・宮崎などの契約農家産のものを使用しながらも、「おいしさは大地から」をモットーに、自らも芋づくりを行い、より良いさつま芋づくりを探求しています。近年は、北海道や海外へも生産地・販路を積極的に開拓しています。
- ①本 社
- 人事・総務・経理・営業支援など
- ②営 業
- 既存取引先への受発注および、弊社商品の提案営業など
- ③店舗販売
- 直営店「芋屋金次郎」での接客・販売・サービス、ネット通信販売のデリバリー業務
- ④商品開発
- 既存商品の改良、新商品開発など
- ⑤生産技術
- 自社設備(工場内)の開発、メンテナンス、施設管理など
- ⑥生産管理
- 需要・供給のバランスを鑑みながらの生産管理、スタッフ管理など
- ⑦品質管理
- 異物混入防止など、製造工程における品質を保つための管理など
製造(菓子製造)

いつでも変わらない
おいしさを生み出す
作り手としての誇り
九州工場 製造1課
1998年入社
チーフ古川 郷志
ずっと身近にあったお菓子の世界へ
入社23年目。芋けんぴの製造と、製造に関わる機械のメンテナンスを担当しています。工場が実家の近くで母も30年間こちらで働いていたことから、職場もお菓子の味も子供の頃から身近な存在でした。
私は他業種からの転職で、元々人間関係を築くのが苦手な所がありましたから、丁寧に仕事を教えてくれる先輩方に恵まれて安堵した当時のことを、今でも覚えています。
自分自身が徐々に指導していく立場になり、決まったマニュアルがない仕事の伝え方を、試行錯誤しているところです。

安全と品質を守る経験値と技術
仕事をする中で特に気をつけていることは、安全と品質の管理です。火と油を使うため一歩間違えると事故につながる恐れもあり、慎重に作業をするようにしています。
また、芋の水分量は時期によって違うため、それに合わせた油の調整も欠かせません。水分量を検査する部門と連携を取り、毎日同じ品質を保てるようにしていますが、ここは経験を積み、感覚でコツをつかんでいく部分かなと思います。
製造の仕事は朝も早く、重労働な面もありますが、チームで話し合って負担を軽減したり、機械の改善で効率化を図ったりと、その努力が実っているところです。
今後は、会社のサポートも受けて新たな資格の取得も計画中。職人としてもう一回り成長できたらと考えています。

製造(製品袋受け)

たくさんの人の
思いと技術の結晶を
確かな品質で届ける
高知工場 製造2課
2012年入社
藤原 祐子
製造の最終段階を担う、責任の大きいポジション
芋けんぴを中心に、機械で流れてきたお菓子の状態と容量をチェックし、品質・容量のばらつきなく包装まで完了させるのが主な仕事です。
また、機械が途中で誤作動を起こした際には、すばやく調整に回ります。特に繁忙期には5、6台の機械が一気に動くので目が離せません。湿度の変化がお菓子の状態や包材に影響を及ぼすこともあり、日によって違うエラーに対応するのがいまだに難しいですね。
予定された生産量を達成し、ロスを出さないように、事前の準備や確認作業を徹底するようにしています。

辞めたいと思った事は一度もありません
入社2~3年目の頃は、私の思い込みと確認不足で違う包材をセットしてしまうというミスも。それ以来、周りのスタッフとの連携がいかに大切かを実感しました。
慣れない機械の調整に苦労したり、落ち込むこともありましたが、辞めたいと思った事は一度もありません。小学校から高校まで続けていたバスケで鍛えた精神力もあるかなと思いますが、先輩方のサポートのおかげでもあります。
また、妊娠・出産の際にも会社から提案していただき、産休・育休、その後時短勤務を2年経て、子育てと仕事を両立できているのも大きいですね。職場には女性が多く前例もたくさんあり、制度が確立されているので安心感がありました。
この先も長く仕事を続けていきたいですし、どんな状況にも対応できるように経験を重ね、瞬時の判断力を磨いていきたいと思います。

営業・営業サポート

転職で気持ちも前向きに
得意先様とその先の消費者様に喜んでもらえる仕事を
営業サポート
2019年入社
畑山 知保
人と環境に恵まれ、仕事もプライベートも充実
全国のコンビニ、スーパー向けの商品を手配しています。得意先様からの発注データを納品日別に仕分けし、各外部倉庫へ出庫依頼をかけたり、倉庫への商品補充や伝票の管理、サンプル依頼の対応など、流れをつかむまではミスがないように作業するのが少し大変でした。
私は、2019年に中途採用で入社。前職はシステムエンジニアで残業も多く、自分には人間関係が合わなかったので、転職先では人と会話することなく黙々と作業に没頭できそうな工場勤務を希望していました。
しかし、今の部署で上司のサポートや、得意先様、運送会社様の人に恵まれ、良い環境の中で仕事をさせていただいています。残業もほとんどなく、家族との時間が持てるようになったことも良かったですね。

前職の経験を、業務改善や顧客満足度アップにいかしたい
転職前は人とあまり関わらないでいたいと思っていましたが、今は自分が力になれることがあれば進んでやりたいと、気持ちが変化しています。
他部署ともっと連携を取り、問題点や改善策を共有したいと考えるようになりました。
前職の経験をいかし、システムの面から業務プロセスをより良く改善する方法なども提案していきたいですね。

店舗販売

働きやすい環境づくりから
お客様に喜んでいただける
はしご役
芋屋金次郎 福岡店
2017年入社
店長湯浅 孟
お客様、スタッフに愛されるブランド価値に誇りを持って
前職は、チェーン展開しているアパレルの店長をしていましたが、地元高知のみなさんに愛され、自分自身も愛着のあるお店で働きたいと思ったのが転職のきっかけです。
中途採用で入社して6年目ですが、2年目に希望していた店長職に就くことができました。店舗では直接目の前でお客様からお声をいただく機会が多いので、お客様から「美味しいからまた買いに来た!」「金次郎さんなら間違いないよね!」とおっしゃっていただいたときは、自社のブランド価値に誇りが持て、私だけでなく他のスタッフもやりがいを感じています。
スタッフが+αの接遇をしていたとき、無意識に思いやりや気遣いができるようになっていて、成長したことを実感し嬉しく思います。

コミュニケーションから、風通しの良い職場づくりへ
首尾一貫して大切にしていることは“コミュニケーション”です。日常での意思疎通や情報共有において必要不可欠で、コミュニケーションを重ねていくにつれてお互いの信頼関係を築くことになり、しいては安心し合える良好な人間関係を構築することにつながります。
自分自身が常に明るく元気にいることで他スタッフに心配かけることなく、職場環境の風通しもよくなり、それが接客応対にもつながれば好循環なルーティンが生まれ、他の人にも伝染していく。
社員やアルバイト含め全員が共通認識を持って日々の業務をおこなえ、報連相を柔軟に行える環境づくりと、各々が仕事に対して、希望に沿ったやりがいを感じ見いだせるようにサポートし、よりよいお店づくりに励んでいきたいです。

通信販売

「芋屋金次郎なら間違いない」お客様の信頼と期待に細やかな気配りで応えたい
通信販売部
2015年入社
リーダー中村 美星
顔の見えないお客様に、気持ちよくお買い物を
通信販売のお客様対応と、オペレーターの指導育成を担当しています。お電話や郵送、FAXで受けたご注文を確実にお届けできるように手配するのが主な仕事です。
お客様と直接顔を合わせることはありませんが、だからこそちょっとした言い回しや聞き方、その時々の対応で、気持ちよくお買い物をしていただけるかが決まると思っています。「こちらの商品なら間違いない」と、選んでいただいたお客様の信頼や期待を裏切らないように、常に意識しながら接客するようにしています。
電話で注文を受ける際には「贈り物にしたいけど、どれがおすすめ?」と聞かれることも多いのですが、そんな時は、お相手の年齢や好み、ご予算、贈るシチュエーションなどをお伺いしてご提案します。
パンフレットに書かれている事柄だけなく、お客様が知りたい商品の特徴と魅力をしっかりとお伝えしていくことも、私たちの役割だと思っています。

一人一人のスタッフに真摯に向き合いアドバイス
通販部門には女性オペレーターが20名ほどおり、社会人としてまだ年数の浅いスタッフからママさん社員まで、年齢もさまざまです。
オペレーターとお客様のやりとりをモニタリングし、フィードバックするのも私の仕事ですが、できるだけ具体的にアドバイスをするようにしています。また、スタッフ一人一人をよく見てじっくり話を聞き、自分の価値観を押し付けるのではなく、その人個人に向けたアドバイスを心がけています。
以前は、繁忙期になると目の前の仕事をこなすのに精一杯でしたが、今は傾向を検証して対策を練り、オペレーターのスキルアップを下支えできたらと、事前の研修なども行うようになりました。そういう私自身も、同僚や家族の理解やサポートのおかげで仕事が続けられています。日々、周りの人々に感謝です。

企画

一番の理解者として
より明確に、魅力的に
商品の良さを発信
商品部 企画
2015年入社
主任安並 冴也加
作り手、売り手、会社としての思いをつなぐ役割
出身は大阪府で、大学時代に旅行で高知に来た際、お土産を購入したのが芋屋金次郎・卸団地店でした。商品のバリエーションが豊富で「お芋だけでこんなに商品が展開できるんだ」と、驚いて。接客やスタッフ同士の雰囲気も良く、この会社で働いてみたいと思ったのが志望理由でした。
入社1年目は通販部でオペレーターとして働き、その後、総務部で人事や経理、イベント運営などの仕事を3年間経験。ここで希望を出し、芋屋金次郎・卸団地店で2年間接客業務などをし、今は商品部で企画を担当しています。
主な仕事は、各店から依頼された販促物や商品のパッケージ制作を外部デザイナーさんと共に進めること。会社としての商品へのさまざまな思いを、デザイナーさんへつなげるのが役目です。
配属当初は飛び交うワードから何のことか分からず、そのたびに調べたり勉強したりで、苦戦しました。ただ、入社以来いろいろな部署を経験させていただき、商品を作る側、売る側の思いや、お客様の声に触れられたことで、何を打ち出すべきか、少し見えてきたような気がします。

こだわりの集大成をビジュアルでもっと魅力的に
企画の仕事に就いて1年半。徐々に慣れては来ましたが、まだまだ足りないと思う時も多々あります。
お客様から見た会社のイメージと、会社として伝えたいメッセージ、外部デザイナーさんが表現すべきと考えること。この三つを踏まえて、一番いい形にできたらと常々思っているのですが、これがなかなか難しくて。特に会社として伝えたいことは、各部署や店舗によっても意見が分かれるところ。
これらを統一してどう表現・発信し、おいしさ、見た目ともに満足していただける商品にしていけるか、今後も追求していきたいと思います。
