おいしさを
つくる。
さつま芋はその年の天候や栽培する畑によって出来が違うため、求められる加工の技術も芋の状態に合わせて変わってきます。収穫したさつま芋を、新鮮でおいしい状態でお届けするために、シブヤの工場には様々な工夫を凝らした充実な設備と、機械だけに頼らない職人の技術が詰まっています。
1日に100tのさつま芋を自社で加工。
鹿児島の自社工場では1日100tのさつま芋を加工。芋切りから製品化まで一貫して自社工場で行なえるノウハウと設備を整えています。これだけの量のさつま芋を加工から製品化までできるのは、さつま芋専門のシブヤグループだからこそ。温度・湿度とも管理された工場では、その日の芋の状態をチェックして熟練の職人が芋の揚げ時間や温度などを瞬時に判断。おいしい芋菓子をつくっています。
※音声はありません。
工場の機械設備も自社製品。
創業以来、おいしい芋けんぴをつくることだけに取り組んできたシブヤには、他にはない独自のノウハウと理想の形がありました。その為、製造ラインも自社で設計し、部品ひとつから取り寄せ、試行錯誤と創意工夫を重ねながら自分たちで組み上げ、理想の形を実現。世界に一つだけ、シブヤの想いが詰まった工場を作りました。
加工職人は鉄工も職人。
こだわりの芋けんぴは既製の機械では作れません。だから工場の中に自前の鉄工場を持っています。その名も「シブヤ鉄工場」。1952年当時には既にオリジナルの芋けんぴ製造機を作り上げていましたが、少しでも進化させようとシーズンオフには新しい試作機を作ったりマイナーチェンジを繰り返してきました。シブヤの芋けんぴ職人は製造ライン作りにも携わり、機械のメンテナンスや溶接まで行ない、芋けんぴづくりに必要な道具も自ら作っています。
芋けんぴ【imo-kenpi】
世界一の生産量を誇る、
澁谷食品ならではの加工技術。
スイートポテト【sweet potato】
スイートポテトだけの
専用工場を完備。
芋ペースト 【potato paste】
ダイスカット 【die cut】
製菓・製パンの原材料も製造。
国内トップクラスの九州工場。
畑のそばですぐ加工できるようつくられた九州工場。総面積8,443㎡の大型工場で、さつま芋加工工場としては国内トップクラスの広さと加工量を誇ります。効率よく作業するために最適化された最新の設備や、働く人が快適に仕事ができるように設計されています。
澁谷食品 九州工場:〒893-1601 鹿児島県鹿屋市串良町細山田2351
創業時の雰囲気を残す高知工場。
高知から日本中に、おいしい芋けんぴを届けたいとの思いから作られた高知工場。シブヤグループの理念のひとつでもある、地域社会の発展に貢献しています。
澁谷食品 高知工場:〒781-2153 高知県高岡郡日高村本郷716
最後は人の手によって支えられています。
最新の設備やデータによって、しっかりと品質管理された工場で作っていますが、手仕事も欠かせません。受け継いできた経験からくる職人の勘や、出来具合の一つ一つを目視で確認など、最後はやはり「人の手」によって支えられています。充実した設備とそこで働く人々によって、安心で安全な品質が守られています。